コバルトブルーのお皿で、お正月気分。

ビッグイエローをお正月の雰囲気で飾ってみようと、倉庫の奥の奥のほうから呉須の大皿を引っ張り出してきました。

お料理を盛り付けるように活けています。
花着きのよいビッグイエローはあえて少ない本数で、一輪一輪の花の形がはっきり見えるようにしました。

染付のコバルトブルーがお花の色を引き立てます。
ピンポン菊のまあるい形と色のチョイスで、和風っぽくはするけど「昭和っぽく」はならないようにしています。



お正月らしさを出すために、お米のアイテムをちょっと添えています。

この皿は直径40センチと50センチの大皿ですが、小さな染付の皿を使っても。
その場合、オアシスを使わなくても、菊もモカラも水持ちはしばらく大丈夫です。

お正月飾りにもお花を2

お正月飾りにちょこっとお花を。
水引飾りにちょっとお花を足してみました。

これもワイヤーを掛けて束ねただけです、ビッグイエローを主役に、岩南天の葉とビバーナムティナスを添えました。
お正月に黄色いお花。縁起もののフクジュソウのイメージもありますが、身近なお花でも十分にお正月気分が出せますね。

お正月飾りにもお花を1

1年の始まり、お正月の飾りにも生花を使うと、特別感が増します。
1輪でも2輪でもほんの少し、飾ってみてはいかがですか?。

コサージュと同じ要領でワイヤリングして取り付けているだけです。
ピンポン菊は保水しないでも数日きれいです。
駅の前やスーパーマーケットでもお正月のお飾りは売られますけれど、お花屋さんで売るお飾りにはお花が添えられていたらちょっと素敵ですね。お客さんが好きなお花のついたお飾りを選べるようになったら楽しいかなと思います。

少し大きめの稲穂付きの丸乄飾りには少しボリュームを出して、岩南天をつけました。
水が切れても丈夫な花を選べばお正月飾りに生のお花も添えられます。
モカラ類は、小さなチューブがついて輸送されてきますが、それをそのまま活用すれば水の心配がなくなります。
チューブが見えてしまいそうで心配な場合は、岩南天やレモンリーフなどの強い葉でくるりと巻いてカモフラージュしましょう。
クリスマスの名残の松ぼっくりも、すっかりお正月っぽく見えるものですね。

クリスマスの名残のまつぼっくりも、すっかりお正月っぽく見えるものですね。

ボリューム感も魅力

オレンジ色のバラヘリオスロマンティカ、紅葉のベビーハンズとビッグイエローを

木製の額縁のような形の花器から飛び出すように飾りました。
ビッグイエローは4本。
花が大きく、花着きもよいので、ボリューム感たっぷりです。

額を覗き込むと奥行きを感じられるように、額縁の背面に鏡を置いたので、さらにお花が2倍の量に見えています。

隠れた人気品種「ビッグイエロー」

黄色の大輪品種「ビッグイエロー」。
この品種は、タイのたった一軒のこだわりの農家で生産されています。

大ぶりの花は、茎の下のほうで咲いている花とつぼみ側とですこし色が違います。
先端側は少し黄緑がかってフレッシュな黄色です。
ちょうど若いバナナと似た色です。

バナナのスイートスポットは濃い茶色ですが、
ビッグイエローは赤みがかったほんとに細かいスポットがアクセントのように入っています。
たった1軒の生産者で生産量も多くないのですが、この秋はたくさんのご注文をいただきました。
品質にも定評があり、この品種のファンでいてくださる方からのご注文でほとんどなくなってしまいます。

すっきりとした明るめの黄色は明るい光の中で溶けるように光ります。
まるっこい花弁の花は、ほの暗い場所でシルエットになってもほっこりとかわいらしいですよ。

 

小さな花束 いろいろ

小さめの花束に切り分けたモカラを入れるのもおすすめですが、せっかくのラインフラワーを切らずに生かして、縦型のちいさめ花束もおすすめです。

小さい花束というと丸っこくまとめたものが多く見られますが、
花の形によっては縦型花束は活ける際にも使い勝手がよいものです。
そのまま活けたり、ばらしていくつかの一輪挿しに活け分けたり。。。
ラッピングも縦型に組んだ花束にセロハンでできた袋(クリスタルパック)をかぶせてちょっと立体的に襞をとり、リボンで留めるだけ。

 
上部の両角に蒸れ防止の穴を空けて出来上がりです。

長いままのモカラに台紙を付けてラッピングしても簡単でちょっとおしゃれ。

モカラで一味違った小さい花贈り、いかがですか?

 

ちょっとネオンカラー


ビッグイエローの先端近くの花は、緑がかった黄色。
それによく似た色の花器にアレンジしました。
ファッションの世界ではネオンカラーが流行しているといいますが、ビッグイエローの黄色も少し蛍光がかったネオンカラーといえるかもしれません。
明るいグリーンとあわせると、春らしい軽やかな黄色です。

同じシリーズの花器でターコイズブルーにも生けました。
黄色にブルーもやはり捨てがたい組合せです。
結局、黄色は組合わせしやすい色 なのですね。