名脇役 デンファレ ミスティーン

2013年の秋にご紹介して以来、1年ちょっとぶりのミスティーンの登場です。

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白地の花弁の先にさっと淡いピンクのほお紅をブラシではいたような色が特徴です。
白色のほうが多めなので、本当にう~っすらとしたピンク色。
明るい場所ではふわっと光の中に溶けてしまう優しい色合いです。

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主張しすぎない、癖のないところが使い勝手の良さになっています。
白色の花をパステルカラーの花にあわせると白色が浮いて意外に合わせにくいのですが、淡いピンクのおかげでパステルカラーにもなじみやすいのです。これから春の花との組み合わせもおすすめ、「名脇役」ミスティーンです。

サルクレッドとライトグリーンのテーブル

涼しげなフレッシュグリーンのテーブルに

ほんの少しのサルクレッドを足しました。

夏のサルクレッドには深いグリーンより明るめのグリーンが似合います。

ハスの葉とタニワタリ・エメラルドウェーブ。

かわいい夏の実ものもテーブルのアクセントに。

真鍮のカップにざっと1,2本で十分な存在感です。

 

丸い葉と細い葉

葉付きで出荷されないデンファレやモカラは、あわせる葉によって印象を変えることができるという良い点もあります。
季節の葉ものでハスの葉を見つけました。
ちいさめのハスの葉ですが、タイっぽさがデンファレにも似合います。

丸い葉とデンファレの一輪挿し。 

ハスの葉は乾燥に弱いので、命が短いのですが
枯れた葉にも味わいがあります。
細い葉とデンファレも似合います。

夏は毎日の水替えが大切、1,2輪の花飾りがお手軽です。
 

夏シックな組み合わせ

夏の花の定番というとトロピカルフラワーやひまわり、ハイビスカス。
でも実際、暑い時期に暑いイメージの花 真っ赤や黄色ではない花を飾りたいと思う場合も多いのでは?
花びらが硬化し始めてグリーン混じりとなったアジサイに ダークパープルのサルクレッドを足しました。

夏でも、トーンを抑えたシックな組み合わせ。
暑い時期、お花でもクールダウンできたらいいですね。

夏のサルクレッド

水害の影響でずっと出荷できずにいたデンファレ サルクレッドが少しずつ出荷できるようになってきたそうです。
約2年ぶりとのこと。
ビロードのようなテクスチャーで、リップの中まで濃い赤紫色。
やっと復活してきたサルクレッドをご紹介します。

ビロード調の花びらで、高級感のあるテクスチャーですが、

夏の草花や枝ものにもカジュアルにあわせられます。


 

スモークツリーとシャネル その2


前回の組合せを少し大きく、迫力ある大きさに生けてみました。
乙女のようなシャネルが、少しミステリアスに見えます。
蕾の部分の動きもよく見えてきます。

活け込みの大きさは1m四方ほどです。
モカラやデンファレを大きく生ける時の定番↓の道具を使って、ステムを長くしています。
浅水でOKなデンファレの自由なアレンジメントにとても重宝します。