クリスティーンホワイトとビバーナムの枝で。

 

今回はちょっと遠目から見ることを意識したアレンジメントです。
クリスティーンホワイトに季節の枝物、ビバーナムとバイカウツギをあわせて、約80センチ四方の少し大きめのアレンジにしてみました。

クリスティーンホワイトの濃い色のドットが、遠くから見ると白でもピンクでもない、やさしいグラデーションになって見えますね。

クリスティーンホワイトと黒ユリの組み合わせ

クリスティーンホワイトをちょっと山野草のような黒ユリと組み合わせてみました。

まずは黒ユリだけの画像。
黒ユリはチョコレート色の小型のユリで、茶花のようなたたずまい。

モカラやアランダは、それだけで見ているとやはり南国の強い花に見えます。
でも組み合わせるものによって、見え方も変わりますね。
 
強い印象のドット付きのランが、清楚に見える気がします。。。
意外なものと組み合わせてみると、新しい発見があります。

クリスティーンホワイト(アランダ)

  

白い花弁に 濃いピンク色のドットが入った クリスティーンホワイトという種類のご紹介です。

近くで見ると、花弁の地の色と 濃いドットの色とで、ちょっと個性的で強い印象、
でも少し離れてみると、その2つの色味が混ざり合って、中間色の柔らかい色になります。

まだら模様のランは、近くで見るのと離れてみるのとで 印象が違うという面白さがありますね。

タミーの試験管アレンジ

 
花びらがカーブしたり、反ったりした ちょっと気まぐれな花びらが特徴のタミーを、試験管にアレンジしてみました。
ベアグラスというニラのような葉を くるくると丸めて一緒に気まぐれを楽しんでいます。

同じ花器に、今度は新芽の出始めた「雲竜柳」とともに生けました。
あちこち気まぐれに伸びあがる雲竜柳の枝とひらひらとしたタミー。
枝物とランですが、気まぐれ者同士、案外息の合った組み合わせです。

タミー(アランダ)

 
黄色く細い花びらに赤いドットが特徴の「タミー」のご紹介です。
色味的には 4月にご紹介した「サンセット」に似ています。
サンセットは花びらが丸い丸弁でふっくらとしていますが、こちらのタミーはシャープな花型です。

黄色に赤というとちょっと激しい色の組み合わせのような感じがします。
でもタミーは細弁の繊細さや、くるりとした花びらの反りというコケティッシュな表情も持っています。
次回 どんな組み合わせでご紹介しましょうか・・・。