万能選手「カリプソ」

地味色の中に入れてもパッと華やかにできるカリプソマジック。
カリプソのスパイシーなピンク色をプラスした小さなアレンジメントです。

カリプソ ミニアレンジ1

白いフランネルフラワーと白のオキシペタルム マーブルホワイトのバスケット。
小さく切り分けたカリプソをちりばめました。カリプソ1本分です。
カリプソ ミニアレンジ2
カリプソの蛍光ピンクは、室内でも屋外でもパッと目に入る力があります。
ほの暗い間接照明の場所でも、蛍光灯の下でもきちんと存在感があります。

モフモフとしたオーストラリアンフラワーのフランネルフラワーにも案外似合います。

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冬でも比較的安定的に手に入るカリプソは、ちょっとなにか物足りない時の常備菜?的なお花として、いつでもさまざまに大活躍。冬季には若干供給量が減ることもありますが、今年は冬でも生産量が安定していました。
頼れる1品「カリプソ」。色々なアレンジメントにプラスしてお試しくださいね。

 

さあ、クリスマス!

クリスマスと言えばやはり赤い花が主役!
このわかりやすさに変えるものは、やはりないかもしれません。
下の写真はルビー。赤い花が入っているだけで、なんだかクリスマス感が出ます。

クリスマスの赤い花といえば赤いバラ。。。という人、特に男性(アハハ)まだまだ多いのです。
もちろん赤いバラも素敵、でも赤い花のバリエーションは昭和時代より増えていますよ~と伝えたい、デスネ。

アリスタミニブーケ1

数日でハラハラと朽ちてしまう花のはかなさも素敵ですが、クリスマスシーズンのお花を少しでも長く楽しむクリスマスフラワーのためには、花屋さんは日持ちのする花を提案しなければなりません。
ある程度暖かい場所に置いても傷みが出にくいお花は、お花を飾ることに慣れていないお客さんに進める時にも大切なこと。せっかく買ってくれたお花にがっかりしてほしくないですもんね。
お花購入初心者への対策にも、赤いモカラはおすすめですよ。

アリスタミニブーケ4

もうしばらく、秋の色を

年々早まるクリスマスシーズン。
ハロウィンに引き続き、外国のイベント好きの日本人は、あわただしくクリスマス、クリスマスとそわそわし始めましたね。でもまだ1月半以上ありますよ~と言いたくなります、すこしだけ。
日本の秋ってどこに行っちゃったんでしょう?と思ったりしますが、安心してください、市場にはまだ日本の秋を感じる枝がありますよ。

アリスタとキイチゴのバスケット1

赤い野バラの実とキイチゴの紅葉の枝。
アリスタを数本入れれば、まだまだ秋の風情を感じるアレンジメントは楽しめます。

カボチャが終わったら、いきなりクリスマスでは、2か月に1回しかお花を楽しめません。
いわゆるモノ日にふりまわされることなく、日常の季節感を楽しむお花も大切にしたいですね。

アリスタとキイチゴのバスケット2

秋のはじめにロビンはいかが

あっという間に猛暑が通り過ぎていきました。
一時、10月のような気温が続いて、それはそれでさみしいような虚しいような。。。
30℃越えは少なくなったものの、ムシムシと湿度も高く、はやりまだ夏ですね。

この時期、いつも提案させていただくのは、「秋色夏素材」。
今回は「ロビン」を改めてご紹介します。

ボルドーカラーの中輪系のロビンは、アレンジメントや花束に秋色をプラスするのにぴったりの素材。
温度や湿度に強いモカラの特徴そのままに、色で秋を感じられる便利素材です。

1本でも、たくさんでも、秋っぽさを出すアイテムとして「ロビン」を思い出してくださいね。

ロビンのみ大        ロビン中

ピンク×ダークで甘辛MIX

かわいいピンクをちょっとダークな花束にしてみました。

黒い花材との組み合わせはどんな花でも引き立ててくれます。そしてかわいいピンクも少し大人顔に。

フレアとミレット花束4
大きな猫じゃらしのような、ガマの穂のような、黒いミレット(キビ類)。
穂の部分が見せ場なのでしょうが、同時によれよれとした銅葉も魅力的です。

フレアとミレット花束2
中和剤としてハイドランジア フレッシュグリーンを。
こんな組み合わせで、男の方にドカッと渡すような想定で花束を組んでみました。
ラッピングは紺色、リボンはシルバー。
フレアとミレット花束1

そのまま花瓶にどっかと入れるとこんな感じ。ガラスでなく、コンクリートのような無彩色の器にも似合いそうです。

フレアとミレット花束3

ミレットのダラリとした葉がポイントで、可愛い感じのピンクに挑んでいる感じ。
かわいいピンクもちょっとワイルドに楽しめます。

シャビーシックな空間に

デンファレというと飾るシーンにある一定のイメージがありませんか。
お墓参り用の出来合いの花束に挿し色として入っているアンナとか、
量販店の束売りのコーナーの定番とか。

デイリーフラワーとして人気のある花ではありますが、それだけでなく微妙な色合いを生かして飾ることのできるデンファレもいろいろあるのです。

今回紹介しているいちごだいふくも最初に見たときから無彩色な少しシャビーな空間においてもおしゃれに見えるかなと直感しました。

シャビーシックとは 「使い古された味わいがあるが、品や優雅さがある」という意味でファッションやインテリアでよくつかわれる言葉です。
品のいいピンク色が、無彩色な少し使い古されたような風合いに自然にマッチします。

イチゴダイフクとポリシャス2

ワイヤリングした花で飾ったシャビーな花器。
こんなふうにしてガーデンパーティなどに使ってもおしゃれですね。↓

イチゴダイフク アクセント2

イチゴダイフク アクセント1