大輪の魅力 ムーンライトイエロー 


2度目のムーンライトイエローのご紹介です。
 
ムーンライトイエローは同じ黄色のムーンライトレモンよりやや大きめの花型。
ハスの実のような大ぶりなものとあわせても、存在感があります。

花のつき方もムーンライトレモンとはだいぶ違っています。
大きな花がぎっちりとつくタイプです。
離れて見ても、色も強くかなりの存在感。
Lサイズも出荷できるようになったとのことですし、大活けにも利用できそうです。

2週間後のムーンライトイエローとチューリップ

 
モカラの花持ちのよさはよく知られていることですが、やはり南国の花、冬場の寒さはあまり得意ではありません。
一度寒さにあたってしまうと、しょんぼりぐったりと下を向いてしまったり、とりわけ大輪系のモカラの水が下がってしまうと目立ちます。
絶望的に下を向き、ぐったりしたモカラをそのままあきらめてしまう方もあるかもしれませんが、モカラは機嫌をとるのもそれほど難しくはありません。
茎の長さを少し短めに水切りし直し、ぬるめの深水にしばらく入れておくだけで、だいぶ復活してきます。(あまり冷たい水に入れて、寒い場所においてしまうと逆効果です。)
機嫌をうまく取り直せば、また長く楽しめます。
しばらくして、一番上のつぼみ部分が黒くなってくるかもしれませんが、その部分を切り落としてあげれば、またきれいになります。
写真は2週間たったところです。チューリップはそろそろ限界かなというところです。
4週間たった今でも、ムーンライトイエローだけは花落ちもせず、頑張っています。
ちょっと 日持ちしすぎかな? いつも「さよなら」のし時を見失っています。

ムーンライトイエロー(モカラ)

 

大輪系のモカラ ムーンライトイエローのご紹介です。
10年ほど前、タイの生産者に「黄色」のモカラを注文すると黄色とはいってもいろいろな黄色が混ざっていたそうです。そこで その時々で色を変えるお月様にちなんで、須藤商会ではこの黄色いモカラをムーンライトと名前をつけ、「ムーンライトイエロー」「ムーンライトオレンジ」「ムーンライトレモン」など 黄色のニュアンスによって呼び分けることにしたとのことです。
いまでは 栽培量の多い「ムーンライトイエロー」だけが残っているそうです。
いまではムーンライトと呼ばれるモカラがほかにもいくつか流通しているようですが、ロマンティックな名前の命名ストーリーは、きまぐれなタイのモカラの色に由来しているようです。