ライラックブルーを格調高く


まだ少し肌寒い日もありますが、そろそろ冬の花から春の花への移行期ですね。
しばらくの間花屋さんの店先を賑わしてくれた球根花も、名残惜しい気もしますが少しずつ姿を消してきました。
ライラックブルーの透明感のあるパープルに大輪の格調高いアネモネをあわせました。
そろそろアネモネも姿も次の冬シーズンまで会えなくなります。
いわゆる黒目も大きいタイプで、開いてくると一層エレガントです。
間に入れた白い大輪のトルコギキョウでコントラストを強く、そして冬の花合わせと違う雰囲気を出しています。

カジュアルフラワーとして人気のモカラですが、格調高くも飾ることができます。
 

ライラックブルーのテーブルアレンジメント

ライラックブルーをふんだんに使ったテーブル。
前回はセラドン焼きとあわせましたが、今回はガラスの器との組み合わせです。

ライラックブルーはアンティークのガラスの金魚鉢に生けています。
花と一緒に水を見せる感じ、水が反射してグラスが光ります。
下の写真は間違い探しのような似た写真ですが、白のクチナシとグリーン(シッサス)を増やしました。ちょっとだけゴージャス感を出してみました。
葉っぱのないモカラはあわせるグリーンによってがらりと雰囲気を変えることができます。

セラドン焼きとライラックブルーのさわやかなセッティング


前回に引き続き、タイのセラドン焼きのセッティングにモカラをあわせたテーブルセッティングです。
今回はさわやかシックな雰囲気に仕上げました。
セラドン焼きの淡いグリーンはどんな色とも相性がよさそうです。

今回使ったのは、ライラックブルーとパープルのバラ「リトルシルバー」&エレガントな八重のガルデニア。

キャンドルの光で夕方の雰囲気でも素敵です。

ノーラブルーとグレイラタンのバスケットアレンジ


大きな活け込みにどっしりした陶器は定番ですが、夏の花活けには少しでも涼しげに見えるバスケットをよく使います。
大きさがあるアレンジメントには 土台部分の軽やかさも大切です。
夏にはガラス器も素敵ですが、水の汚れが見えやすく、メンテナンスとメンテナンスの間の微妙な時間の不安を考えると、毎日水が取り換えられない環境下では使いにくい場合もあります。

よく見かけるブラウンの籐のバスケットはどな花にも似合う万能選手ですが、
私はよくグレイの籐バスケットを使います。
籐かごのナチュラル感が出過ぎないので、ちょっとスタイリッシュな場所にも馴染みます。
花色もどんなものともあわせやすいですよ。

ミリオンバンブーとノーラブルー

ランの花は竹や篠竹ととても相性がいいですね。
両方ともとても長持ちする植物なので、活け込みに便利です。
南国のホテルやレストラン(の載っている写真集)で よく見かける組み合わせです。

ちいさめの竹のように見えるミリオンバンブーは、実は竹ではなく 観葉植物でおなじみのドラセナの一種です。開運や金運を呼ぶ観葉植物といわれているようです。とっても丈夫で、ディスプレイにはとても便利です。
長持ちするランには 同じくらい長く楽しめる植物を組み合わせなければ、
メンテナンスの手間がかかってもったいないことになります。
これからの季節、ラン プラスαで「長持ち・手間なし」な涼しげ花飾りが活躍しますね。

丸いバスケットに丸い花束

前回ご紹介したノーラブルーと白いバラの丸い花束を、

グレイの丸いラタンのかごに飾りました。

直径40㎝ほどもある大きな丸いラタンかご。
かごの中にオトシ(花瓶やバケツなど)をいれて、花束の茎もとを隠すようにすっぽりと入れると
丸いかごと同化して、全体がまあるいアレンジメントに仕上がります。
大きさがありますが安定がいいので、床に直置きするような装飾におすすめです。